年末に近づき、整理整頓をしようかと自宅の自分の部屋を掃除していたら、2012年9月22日(土)の北海道新聞の記事を見つけた。
『検証 釧路市政 10年の歩みと将来』の「学力向上」というテーマの記事である。
2007年4月、文部科学省が43年ぶりに復活させた学力テスト。その結果、北海道は47都道府県中、小学校46位、中学校44位、釧路市は全国最下位レベルの道内平均をも下回ったのだ。と。
市政で色々な対策を講じているが、課題が多いなど、色々なご指摘が書かれていた。
その中で目についた記事は、最後の部分。
『教育現場の努力だけでは解決出来ない問題も横たわる。
学力テストについては、親の年収が低いほど、子どもの学力が低いとの調査がまとめられている。釧路市の生活保護受給率は全道35市で最も高い。
釧路公立大が、2004年から2005年に生活保護を受ける母子世帯を対象に行った調査では、母親の17.5%は、中卒で、16.8%は高校中退。さらに、母親の父母も4から5割が中卒で、貧困と低学歴が連鎖する実態が浮き彫りとなった。』
家庭に経済的な余裕がないと、親が子供に向き合う余裕がなく、塾など入れている場合ではないということでしょう。
私達、生命保険を提供する者が強く意識しておかなくてはいけないのは、世帯主に万が一になった時、困るのは、配偶者だけではなく、そのお子様、さらにそのあとのお子様(孫)の代まで、連鎖させてしまうかもしれないということである。
子供の将来の選択肢を奪ってしまうような備えることの重要性に気付かれていない親御さんを少しでも減らすことが、私達の使命であろうと強く思います。
教育現場の陰ながらの経済的サポートを今後も続けていきますので、よろしくお願いします!