昨日、北海道でトップの上司とトレーナーと私の3人で食事をしました。
その中で、普段では聞くことの出来ない、内容の濃い話が展開されました。その一部の感動した話です。
私は上司に『どうしてこの業界に入ったんですか?』と尋ねました。すると上司は『実は生命保険業界を恨んでいた』っていうんです。『えっ
』っと思ってさらに聴くと、『上司のお父さんが親に勝手に生命保険を入れられたと言って怒って解約し、その後亡くなってしまった』との事でした。
『とても生活に苦しく、お母さんが口癖のようにあの生命保険があったら…と。だから、恨んでいたんだと。しかしながら、就職の時に生命保険が目にとまりこの道に入った』と。
実体験があるからこそ、リアルに伝えられるんですね。
私にも忘れていた事がありました。私の母親も同じようにお父さん(私のおじいちゃん)を若いうちに(確か10歳くらい)無くし、母子家庭で、4人兄弟の一番下の次女として、生活してきました。そんな母も中学校の頃、成績が優秀だったらしいのですが、家が貧しかったので、進学校を諦め、すぐに就職できる道を選択しました。
就職して金融機関に勤め、大学卒の人に負けじと一生懸命働き、商業高校卒でも学歴に関係なく、上司に評価されていたという話を良く聞かされていました。
私にも母親の立派な実体験か゛あったのに一度も使う事なく生きてきました。
おそらく今まで気付かなかったのは、母は生命保険ではなく、銀行に勤めているので、お金を貯める重要性を教えてくれたからです。
でも、幼きころに聞いたこの話は、まさに生命保険の必要性の芯になるものであり、実体験に勝るものはありません。
通常であれば、生命保険の保障(万が一亡くなってしまった話)だけをクローズアップしがちですが、母の貯蓄の大切さ(長生きリスク)も合わせると、まさに私が皆さんにお伝えしたいオリジナルな生きても亡くなっても、自分や大切な家族を守る理想の保険の原型を備えていた事に気付きました
これを母親からの大事な贈り物として、大事に使わせて頂こうと思います。
そしてあらためて母に『ありがとう』と伝えたいと思います。
こんな事に気付かせてくれた上司とトレーナーとは、すごくフィーリングがあい、すごく有意義な時間を過ごす事ができました。